これは完全に私の主観であり、万人に有用なものとは思っていません。
人生折り返し地点にいる一人として、記憶力の低下にどう対処して成長を続けるかを考えて得た自分なりの最適解と、そこに至るまでの変遷をご紹介します。
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情報過多
まず、とにかく今の時代は情報が多すぎます。処理しきれません。文字、画像、映像、音声、今後ますます様々な方法で情報が飛び込んでくるでしょう。
今ですら多いのに、情報の増加と多様化は待ったなしです。一つのSNSの中ですら情報過多なのに、SNS自体の数が過多になるという、恐ろしい事態です。
処理しきれませんし、全部に目を通すことなど不可能ですし、やろうとしてはいけないんでしょう。
でも情報収集は生きていくために必須ですし、収集した情報は処理しなければなりません。
どうしたものか、と途方に暮れていました。
どこかに記録する:Evernote
そこで気付いたのが、どこかに記録しておこうという対策でした。
忘れないように努力するのではなく、忘れても問題ないように努力する方が現実的だという考え方です。
大げさに言えば、これが「忘却力」です。さっさと忘れて脳みその負担を減らしましょうということですね。
最初は電子手帳のような、個人的に利用するサービスを利用していました。
具体的な名前を挙げると、Evernoteです。
ニュースのクリッピングもできますし、ウェブブラウザのアドイン機能もあって便利でした。
画像を保存することも出来て便利だなと思ったものです。
しかし、長続きしませんでした。
今でも沢山のユーザーがいる人気サービスですし、私に合わなかっただけなのですが。
一番のネックは、保存できるページやデータサイズの大きさも決して大きいとは言えないという点でした。
無料アカウントだと、1か月あたりアップロードできる容量が25MBであり、有料にしても200MBというサイズです(Evernote のシステムの制限)
なんでも気軽に放り込めるのがEvernoteのメリットのはずなのに、アップロード容量の制限が厳しすぎて、私には使いこなせませんでした。
どこかに記録する:Gmail、Google Drive、Google Photo
次に目を付けたのが、Googleの提供するサービス、Gmail、Google Drive、Google Photoでした。
無料アカウントであっても15GBもの容量を利用可能であり、Googleサービス間で情報が繋がっている点も便利でした。
Googleの優秀な検索機能を利用できることも魅力的でした。
面白そうな情報を見つけたらGmailで自分あてにメールを送り、Gmail内で情報を蓄積するようなことはしばらくうまく機能していました。
情報蓄積のためだけのGoogleアカウントを作っておけば、自分だけの場所を構築できるので、メルマガ等に情報が埋もれることもなく快適でした。
今でもこの手法は使うこともあります。
ただ、物足りない部分が出てきました。
結局、自分だけの世界に閉じこもっているに過ぎないので、常に進歩し続けている外部環境からおいて行かれてってしまう部分があるわけです。
アーカイブ目的なので、置いて行かれてしまう面があるのは当然で、むしろ次々と情報が更新され削除され追加される環境から切り離しておくのが目的ですから、ちゃんと機能しているといえばその通りです。
ただ、物足りなくなってしまったんですね。
どこかに記録する:SNS、はてなブログ、note、WordPress
そして現在、SNSやはてなブログ、note、WordPressといった場に情報を書き留めるようになりました。
当然ながら公開された場であるため、書くことのできる情報は限られます。非公開情報を書くことはできません。
ですが、後から見返したい情報の多くは、公の場で入手したニュースや学問的な内容、普遍的な内容だったりします。
そのため、他の人に見られても困らない情報が結構な割合を占めているんですね。
で、忘れないように書き留める場所は、別にEvernoteやGmailのような自分一人だけの場所である必要もないわけです。
著作権に気を配りながら書き留める必要はありますが、そこさえクリアできれば大丈夫です。
あとは人様の迷惑になるようなことや、社会に悪影響を及ぼすようなことは当然ながら書いてはいけません。
公の場になるので、ルールを守りながら、自分が入手した情報を忘れないようにという主目的を達成するわけです。
著作権についての記事も書いたので、興味があれば覗いてみてください。
重要な効果:SNS、はてなブログ、note、WordPress
SNS、はてなブログ、note、WordPressを利用して得られる副次的な効果はたくさんありますが、最も重要なのが「相手の反応が見える」ことです。
SNS、はてなブログ、noteの場合は、主に各コミュニティの中での相手の反応が見えます。
WordPressの場合は、主に検索エンジンを介した相手の反応が見えます。
それぞれの場で反応の大きい記事や投稿、反応の小さい記事や投稿が見えるので、今の世の中の興味と自分の興味の同調あるいは違いを知ることが出来るんですね。
これはかなり大きなメリットでした。
自分は重要だと思っても、世間では大して重要視されていないことがわかりますし、自分は大して重要ではないと思っていることが世間では重要視されていることもあります。
特に、「自分は大して重要ではないと思っていることが世間では重要視されている」情報がわかった場合、その情報を掘り下げることで自分を世の中にアジャストさせることが出来るんですね。
他の人から「世の中に合わせなさい」と言われると反発したくなりますが、自分で気づくと抵抗が少なく「世の中に合わせる」ことができるように思います。
あとは、おまけみたいなものですが、Google AnalytiscやGoogle Search Console、あるいはSearch Engine Optimization、ウェブデザインなどのスキルも自然と身に付くので、これはもっと若いうちからやっておけばよかったなと思っています。
ただし、数年前にここまで簡単にウェブサイトを開設し運営出来ていたかは分からないので、過ぎたことは振り返らず今できることをやればよいと切り替えて考えています。
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ということで、ウェブサイトを開設してみたいなと思った方は、エックスサーバー でサーバー契約してWordPressでウェブサイト作ってみましょう(笑)