こんにちは。E-Taroです。今回のテーマは「これからの時代に必須!ヘルスリテラシーとは?」です。
ヘルスリテラシーって?
ヘルスリテラシーとは、適切な健康上の意思決定を行い、治療のための指示に従うための能力です。健康関連の情報を入手したり、その情報を読んで理解し、利用するための能力ですね。
分かりやすいところだと、テレビCMで流れるサプリメントや健康食品、健康関連のトレーニング機器など色々ありますが、その良し悪しや信憑性を考えられますか?鵜呑みにしてませんか?という部分もヘルスリテラシーになります。
医師や看護師、薬剤師の先生方が話している内容が理解できるかや、その指示に従う理由や重要性などを自分の言葉で理解して説明できるか、という点もヘルスリテラシーと言えるでしょう。自己判断で薬の服用をやめないように、と医療従事者の方々から言われていても止めてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、それがどういった影響を及ぼすのかを理解しているかもヘルスリテラシーの一つでしょう。
ヘルスリテラシーと健康格差
ヘルスリテラシーは健康格差の主な要因でとされています。そのため、医師、看護師、薬剤師、その他、医療経済学の専門家や、医療政策に関わるような方々にとっても、その関心度は高まる一方です。ヘルスリテラシーという言葉は、日本でどの程度浸透しているかは疑問ですが、アメリカでは大規模なヘルスリテラシー調査が行われており、ヘルスリテラシーが不十分な方々の割合が無視できないほど存在するような結果も出ているようです。
ヘルスリテラシーが不十分な方々は、処方された医薬品への理解を深めたり、その他、健康に関する情報収集や情報処理が難しいと考えられています。
ヘルスリテラシーに影響のある要因
ヘルスリテラシーに影響があると考えられている要因はいくつかあります。主に、以下の要因がヘルスリテラシーの低下に影響するのではないかという考えられています。
- 年齢
- 言語力(英語含む)
- 教育水準
- 社会経済的地位
ヘルスリテラシーが不十分だと、自分自身の健康状態や病気の状態、その治療法に対する理解度も低くなりがちで、その結果、全体的に健康状態が悪くなってしまうこととなります。
今後、もう少し掘り下げてご紹介できればと思います。
必ずしも、学歴が高いからといって、ヘルスリテラシーが高いとも限らないということもあるでしょうし、そう単純ではないかもしれませんね。
(とはいえ、健康食品に手を出し過ぎるのも、危険かもしれません)
それでは、また。