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日EU・ICT戦略ワークショップ(第12回)の結果(令和3年11月19日)

日EU・ICT戦略ワークショップ(第12回)の結果

日EU・ICT戦略ワークショップ(第12回)の主な成果

今回(第12回)の戦略ワークショップでは、日EU双方における政策動向や実際のビジネスの場での課題等を踏まえ、主として以下の事項について対話を行った。

ア 5G/Beyond 5G(6G)

日本側から、Beyond 5G国際カンファレンスの開催結果や日EU国際共同研究を含むBeyond 5Gの研究開発などBeyond 5G推進戦略の実施状況、民間企業の5Gのオープン化に関する取組について説明し、EU側からは5Gの高度化や6Gに向けた研究開発の状況が説明され、日EUで協力を推進していくこととされた。

イ AI

EU側から、AI規制案の状況説明があった。日本側から、GPAIやユネスコなどの国際的議論への参画状況や、これまでのAI利活用ガイドライン等の策定を通じた貢献、AIガバナンスガイドライン、AI原則の実装に関する産業界の状況を紹介し、技術変革に柔軟に対応するにはソフトローが有効との考えを説明した。日EU双方から、マルチの場での議論での日EU協力の重要性が指摘され、意見交換と議論を継続していくこととされた。

ウ データ

日本側から産業データ利活用での日EU協力の可能性を説明し、EU側からデータガバナンス法やデータ法、GDPRの説明があった。

エ プラットフォーム

EU側から昨年12月に公表されたデジタルサービス法案及びデジタルマーケティング法案の最新状況について説明があり、これに対し日本側からはEUの各法案に対する問題点の提起がなされた。また、日本側から、モバイルエコシステムに係る競争環境整備に向けた検討状況、違法有害情報対策・利用者情報の取扱い等が説明された。

オ サイバーセキュリティ

日本側から、ICTサイバーセキュリティ総合対策2021、スマートシティセキュリティガイドライン(第2.0版)や、ICTアーキテクチャの標準化に関する調査、インド太平洋地域向けに日米EUで開催しているセキュリティ演習などを説明し、EU側から、2020年12月に公表されたEUのサイバーセキュリティ戦略の実施状況、ISAC※の連携推進状況などが説明され、日EUでさらに協力を進めていくこととなった。

※ISAC:情報共有分析センター(Information Sharing and Analysis Center)

本ワークショップは年2回開催することとしており、次回は来年春にEU側ホストで開催予定。

(参考)日EU・ICT戦略ワークショップ(第12回)出席者

  • 日本側:総務省田原国際戦略局長 ほか
  • EU側:欧州委員会通信ネットワーク・コンテンツ・技術総局クライナーD局長 ほか

参照

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