エビデンス全般

三井住友銀行 と リアルワールドエビデンス

2020年7月5日

こんにちは。E太郎(Evidence太郎)です。
今回は「三井住友銀行とリアルワールドエビデンス」の関係についてご紹介したいと思います。

三井住友銀行は、言わずと知れた超一流のメガバンクの一角です。銀行口座をお持ちの方が大多数ではないでしょうか。何せ、三井物産と住友商事という巨大財閥がバックに控えていますので、想像しうる最悪の事態が発生しても潰れることは無いでしょう(Wikipedia先生によると、どちらかというと住友グループ依りだそうです)。

そんな三井住友銀行ですが、ブロックチェーン技術の勃興により銀行ビジネス全体が窮地に追いやられている中、新しい取り組みにメガバンクの中でも先駆けて取り組まれています。それが、先日簡単にご紹介した「医療情報銀行」です。

医療情報銀行のことを初めて知ったとき、「すごい」と思いました。医療情報というある意味「究極の個人情報」と、銀行という「究極のパーソナルスペース」を組み合わせた、安全第一な日本人気質にぴったりだと感じたからです。この記事を読まれている方にぜひお伺いしたいのですが、医療情報銀行という響きについて、どう思われますか?

情報銀行に対するSMBCの考え方(一般論)

  • 情報銀行は、個人との契約に基づき、個人の為にパーソナルデータの管理や運用を行う事業。
  • 情報銀行の普及・成功の鍵は、「個人がデータを預ける際の不安やコストを上回る便益・サービスを提供できるか」。
  • 中でも、医療・介護・ヘルスケア分野は、データ利活用の結果が、個人の健康増進や健康寿命の延伸に繋がることが期待され、便益が直接的で分かり易いこともあり、特に注目されている分野。

今後、医療情報銀行というビジネス形態はどんどん進化していき、どこか一つの「医療情報銀行」がビジネスを独占するというのは不健全なので避けるべきなんだとは思いますが(情報は銀行が独占するのではなく、個々人が自由意志でどこの銀行に預けるかを判断する余地があるのが健全なため)、こういった新しい取り組みを率先して実施して、新しい道を切り拓いてくださる方々には頭の下がる思いです。

 

それでは、また。

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