エビデンス全般

予防と治療は一体で考えよう!よくよく考えれば、その境目は曖昧

2020年8月12日

突然ですが、「予防と治療」の区別は出来ていますか?

「病気にならないようにするのが予防、病気になった後が治療でしょ?そんなの当たり前。」という声もあるでしょう。

ですが、そもそも「病気」って何でしょうか?

熱が出たら病気でしょうか?違うとも言えますし、その通りだとも言えます。発熱という事象だけでは、病気かどうかの判別は難しいですね。放っておけば治るかもしれません。

お腹が痛かったら病気でしょうか?発熱と同じで、症状だけでは病気かどうかは分かりませんね。同じく、放っておけば治るかもしれません。

それでは、皮膚に何らかの発疹が出たら病気でしょうか?放っておけば治る程度なら、多くの人は受診はせず、「何だかボツボツが出たけど、自然に治っちゃった」で終わるでしょう。

上記いずれも、後から振り返った時に、病気として受診して薬で症状をコントロールしないと大変なことになった、ということもあり得ます。

後出しじゃんけんになってしまいますが、万が一に備えて受診するという行動が重要だったりするわけです。

病名は、人間が後からつけた「概念」ということを一般人の私たちも自覚しなければなりません。

それは、医学や保健学、看護学、薬学などの学問の前提にあるものです。

「これは薬だ」「これは病気だ」等の前提には、「人が試行錯誤して決めた定義」があり、その定義自体が誤っているかもしれないということを忘れてはなりません。

世の中、理路整然としている方が普通ではないのかもしれませんよ。

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