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RStudioとは
RStudioは、Rをより使いやすくするための統合開発環境(IDE)です。
R単体だとデータ管理が煩雑だったり、ユーザーインターフェースが見づらかったりするのを、RStudioが使いやすく整えてくれます。
なお、RStudioはいわば「外側」「カバー」のようなものなので、「中身」にあたるのがRですね。
RStdudioをインストールしてみよう
RStudioのインストールファイルは、次のサイトからダウンロードできます。
https://www.rstudio.com/products/rstudio/download/#download
始めてRやRStdudioを使う方は、RStudio Desktop (Free) から始めるのがいいでしょう。
インストーラーを起動したら、「次へ」と「インストール」ボタンだけを押します。他の設定を変更することは推奨しません。
RStudioのインストールが完了すれば、RStudio経由でRを操作できるようになっています。
通常のソフトウェアアプリケーションと同様に、RStudioを起動しましょう。
RStudioを電卓代わりに使ってみよう
Rには余計なものがついていないので、起動が速く、動作も軽く感じるでしょう。
どこに何を入力すればよいか、最初は戸惑うかもしれません。
RStudioでは、上図の赤枠の部分に入力して操作することがほとんどです。
まずは、赤枠の部分にカーソルを持ってきて入力準備をしましょう。
Wordで文字入力するのと同じ感覚です。
>
と表示されているところに、例えば「1+1」と入力してエンターキーを押してみます。
>1+1
となっているときにエンターキーです。
すると
[1] 2と表示されます。
画面上の表示は下図のようになります。
1+1 というインプットに対して、2 というアウトプットが掃き出された状態ですね。
その他にも
四則演算や累乗、平方根などもできますので、電卓気分で色々入力して遊んでみましょう。
いきなり複雑な解析用に使うよりも、RStudioというツール自体に慣れることから始めた方が、その後の成長が早い傾向にあります。
まずは道具に慣れることから始めましょう。