心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、単純性PTSDと複雑性PTSDに分類される。
単純性PDSD
1回のトラウマのエピソードで、交通事故・地震などの自然災害が原因の場合。薬物療法や心理療法に比較的反応しやすい。
複雑性PTSD
複合的な心的外傷後ストレス障害 (C-PTSD) は、暴行、性的虐待、家庭内暴力、拷問及び戦争のような長期の対人関係の外傷に起因する臨床上で認識された病気。
C-PTSDは感情的なこと、そして対人関係の機能の多くの領域における慢性的な困難が特徴とされる。
複雑性PTSDの症状
- 感情調整の障害
- 解離症状
- 身体愁訴
- 無力感
- 恥
- 性的羞恥心の欠如
- 絶望
- 希望のなさ
- 永久に傷を受けたという感じ
- 自己破壊的および性衝動的行動
- これまで持ち続けてきた信念の喪失
- 敵意
- 社会的引きこもり
- 常に脅迫され続けているという感じ
- 他者との関係の障害
- その人の以前の人格状態からの変化