JAGES(Japan Gerontological Evaluation Study,日本老年学的評価研究)という大規模な疫学研究があります。
文部科学省、厚生労働省、日本学術振興会、日本医療研究開発機構(AMED)といった日本のそうそうたる機関に加えて、米国NIH(National Institute of Health、国立衛生研究所)からも助成を受けているという研究です。
「要介護認定を受けていない65歳以上の方」を対象に、調査票を配布・回収して情報を蓄積するような研究です。
調査票は16頁という分量で、5種類あるうちの1種類がランダムに配布されるという仕組みです。
JAGESを通じて集められた情報は、共同研究として様々な研究でも活用されています。
JAGESは65歳以上の方が対象ですが、似たような調査を各年齢層ごとに実施することで、また新しい発見がありそうです。
機会があれば、JAGESをもとに執筆された論文についても紹介します。