エビデンス全般

予防・未病対策等も含めた患者としての一連の行動(ペイシェントジャーニー)

ペイシェントジャーニーとは

様々な意味で使われる事が多い表現です。

  • 患者さんが疾患や症状を認識して、最終的に病院での受診や服薬など、治療するまでの患者さんの「行動」、「思考」、「感情」などのプロセス
  • 急性期の診療から回復期、慢性期の地域での生活を含み、「病気を抱えた人」として医療機関や地域社会で生きるプロセス
  • 患者さんがどういった行程を経て、医療に関わっているか

なぜ今ペイシェントジャーニーが重要なのか

治療に専念していた医療から予防医学、緩和ケアといったように治療の前から関わる医療、治療後に関わる医療への変化が求められています。

言い換えるならば、中央集権型だった医療が、分散型医療へ変化する流れが強まっています。

どんな治療を施すか、ではなく、どんな治療を受けたいか、という目線の重要度が高まっているともいえるでしょう。

ペイシェント・ジャーニーは医療・介護関係者が患者の情報を共有、円滑な意思決定をもたらすための考え方です。

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