愛知県の取り組み「IIJ 電子@連絡帳」

「IIJ電子@連絡帳」という愛知県におけるサービスをご存知でしょうか?

端的に言えば、ヘルスケア周辺の専門職をつなぐ「多職種連携プラットフォーム」です。

医療や福祉、介護、行政などで働く方々をつなぐことにより、地域のくらしを支えるためのサービスと言えます。

「IIJ電子@連絡帳」は、大学と民間が共同研究でサービス化し提供されています。

大学は名古屋大学医学部附属病院 先端医療開発部 先端医療・臨床研究支援センター、民間はIIJです。

どんなサービスなのか、その概要を見てみましょう。

「IIJ電子@連絡帳サービス」の特長

「IIJ電子@連絡帳サービス」の特徴として、次の3つの角度から考えてみましょう。

  1. 情報セキュリティ
  2. 費用
  3. 運用実績

情報セキュリティ

当然ながらヘルスケア関連の情報を取り扱うサービスということで、各法令や医療情報関連ガイドラインを満たすセキュリティやシステム運用が謳われています。

なお、接続環境としては、「IIJ電子@連絡帳サービスの電子証明書をパソコン、スマートフォン、タブレットにインストールした上で、ID・パスワード」で利用可能とされています。

通信はTLS(TLS1.3対応)で暗号化されるということで、しっかりとしたセキュリティ対策が実施されていると考えてよいでしょう。

TLSとは?
まず、TLSとは「Transport Layer Security」の頭文字をとったものです。 SSL (Secure Socket Layer) という言葉は何となく見たことがある方もいるかもしれませんが、SSLに変わる新しい仕組みになります。 TLSの仕組みを大雑把にたとえるなら「家の鍵を植木鉢の下に隠しておき、知っている人だけがその鍵を使える」を、より高度に行っているというところでしょうか。

初期費用は無料!ですが、月額費用は20万円から

「IIJ電子@連絡帳」はクラウドサービスです。

嬉しいことに、初期費用は無料です。

ただし、利用料金は月額20万円以上となるため、始める際には長期的な費用負担を考慮する必要があります。

ITサービスの変化は激しいものの、ヘルスケアにおいてもデータは蓄積されることで活用の幅が広がります。

最低でも2~3年は継続する前提でサービスの導入の是非を検討するのがよいでしょう。

複数の自治体(広域医療圏)での採用・運営実績

愛知県、茨城県を中心に、全国の複数の自治体で採用され、継続運営されていることは特筆すべきところでしょう。

地域包括ケアシステムのICT導入・運営ノウハウの蓄積も期待できるため、導入にあたっての相談やサポートも検討出来るでしょう。

快適な動作レスポンスと柔軟な拡張性

このサービスは、クラウド型サービスです。

将来的に、利用者が増加した際や、それに伴ってデータ量が増加したとしても、最適なパフォーマンスで快適に利用するためにも、クラウド型サービスである点は強みになるでしょう。

その理由の1つとして、サーバ増強などの心配が必要ない点が挙げられます。

加えて、本サービスは周辺の医療システムとの連携に対応した設計となっている点も押さえておきましょう。

利用料金

初期費用は0円、月額費用は患者登録者数により異なるとされます。

例えば、5000名までの場合、月額200,000円(税抜)が利用料金の目安とされます。

ちなみに、専門職の登録人数に制限はなく、最低利用期間の設定もないようです。

愛知県の取り組み「IIJ 電子@連絡帳」

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