こんにちは。E太郎(Evidence太郎)です。今回のテーマは「DTC遺伝子検査 と リアルワールドエビデンス」です。
DTC遺伝子検査とは?
DTCは他の業界でも使われているのと同じくDirect to Consumerの略です。ダイレクト・トゥ・コンシューマー遺伝子検査ですね。
診療目的の遺伝子検査は医療機関でなければ実施できませんが、DTC遺伝子検査は診療目的ではないため、直接消費者とサービス提供者の間でサービス売買がなされています。
日本で一般人も利用可能なDTC遺伝子検査
日本で利用可能なDTC遺伝子検査サービスがあり、有名どころは下記3つでしょう。
- GeneLife Genesis2.0-ジーンライフ
- Genequest-Genequest
- MYCODE-DeNA
いずれのサービスも、インターネット等を通じて申込が可能です。申込後、遺伝子検査用の「唾液等」を採取するためのキットが自宅に送付されてきます。そのキットに従って採取した検体をサービス事業者に送り、サービス事業者がその中の遺伝子を解析する、という流れです。解析結果は、生活習慣病等の罹患しやすさ、体質、能力等を統計的に評価するために使われます。重要なのは、あくまで「疾患罹患リスクや体質などについての確率の情報」が提供されるにすぎず、医学的な診断とは全く別物である、という位置づけである点です。
それぞれのサービスの違いなどについては別記事で掘り下げます。
それでは、また。