エビデンス全般

統計学について(その1)

2020年7月25日

こんにちは。E太郎(Evidence太郎)です。今回のテーマは「統計学 と リアルワールドエビデンス(その1)」です。

なぜ統計学?

ヘルスケア領域における統計学といえば生物統計学ですが、医療統計学などもあるため、広く「統計学」として本記事では取り上げます。

リアルワールドエビデンスの文脈で統計学は無視できません。というよりは、リアルワールドエビデンスを考えるときの核の一つが統計学でしょう。統計学はデータを取り扱う学問であり、リアルワールドエビデンスはリアルワールドデータが無ければ産み出せないのて当然の帰結です。

統計という言葉を辞書で調べると、下記のように紹介されています。

集団の個々の構成要素の分布を調べ、その集団の属性を数量的に把握すること。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%B5%B1%E8%A8%88/

どことなく、疫学に通ずる部分があると感じませんか。疫学は健康に焦点を当てている部分が経済学等と異なる部分かもしれませんが、テーマが異なるだけで、手法は近いのではと考えています。

それでは、そもそもなぜ「集団の個々の構成要素の分布を調べ、その集団の属性を数量的に把握する」ことに意味があるのでしょうか。

それは、ある種の占いに似ています。「私は血液型がA型だから…」「俺は星座が天秤座だから…」という情報をもとに、朝の情報番組の血液型占いや星座占いを見ている方もいらっしゃるでしょう。姓名判断や画数占いも根本の考え方は同じです。さらに踏み込むと、天気予報や地震予測ですら同じです。広く科学として知られているものの根幹も同じかもしれません。その根っこにあるのは「今までこうだったのだから、次もこうだろう」です。

余談ですが、占いと科学の違いにあるのは、反証可能性、あるいは、批判可能性でしょう。私が科学を好きな理由の一つに、自らの誤りを認めて糧に出来るところがあります。「今までの自分はここが間違っていました。次からはこう改めます。」と成長できる側面が、科学にはその性質上備わっています。過去の誤りを認めないのであれば、それは科学ではないと言って間違いありません。

統計学を考えると、疫学や科学が出てきますね。統計学の根幹や応用事例についても別記事で書いていきます。

 

それでは、また。

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