こんにちは。E太郎(Evidence太郎)です。今回のテーマは「ICT と IoT と リアルワールドエビデンス」です。
高橋くん
最近、ICTとかIotとかITとか似たような言葉をよく聞くけど、何なんだろ。IT系の何か、ってことで合ってる?
同じタイミングでICTとかIoTとかの表現が出てきて混乱しちゃうわよね。IT系の何か、で合ってるわ。ITはInformation Technologyの略。ICTはInformation and Communication Technologyね。日本語だと、ITは情報技術、ICTは情報通信技術を指すの。
江藤先生
高橋くん
ICTだと、通信って言葉が入るのか。
そう。ITはコミュニケーションだけでなく、保存や編集のようなところにも使われるから、送受信のようなコミュニケーションに焦点を当てて話したいときはICTを使うと良いのかもね。先生としては、ITとICTはほとんど同じように使いがちだけど。
江藤先生
高橋くん
普段はIT系のツールは連絡手段で使うのがほとんどだしなー。
そうね。一方のIoTは少し毛色が違うの。Internet of Thingsの略ね。日本語だと、モノのインターネット、なんて訳されたりするわ。
江藤先生
高橋くん
そのまんまだな。
そのまんまね。モノのインターネット、は長いから、アイオーティーって言ってる人の方が多いんじゃないかしら。
江藤先生
高橋くん
オーが小文字なのも特徴的だな。具体的にどんなものなの?
モノ同士がインターネット空間で繋がるって感じかしら。ほら、スマートホームとかスマートスピーカーとか。「ねぇGoogle、電気つけて」とか「Alexa、テレビつけて」なんてスマートスピーカーに話しかけて電化製品を動かすのなんて、まさにIoTの一例ね。
江藤先生
高橋くん
おお。もう結構身近になってきてるんだな。
そうよ。そして重要なのは、モノ同士が繋がっていること以上に、インターネット空間に情報が蓄積され処理されるので、データ化されているってところね。
江藤先生
高橋くん
データ化されていると何がいいの?
データ化、数値化、文字化されていることで、コンピューターが処理できる状態になっているのが大きいの。最近だと人工知能ね。ほら、リアルワールドデータとかリアルワールドエビデンスの話に近づいてきたでしょ?
江藤先生
高橋くん
やっぱ、そこに繋がるのか。何でもかんでもリアルワールドだな。
私たちが生きているこの世界をリアルワールドと呼んでいるだけだからね。身の回りのものが色々とデータ化されていくことで、リアルワールドデータ、リアルワールドエビデンスの活用の幅は今後ますます増えていんでしょうね。
江藤先生
それでは、また。