モルヌピラビル(EIDD-2801/MK-4482)
Table of Contents
概要
- COVID-19 の原因物質であるSARS-CoV2 を含む複数の RNA ウイルスの複製を阻害する
- リボヌクレオシドアナログ
- 経口投与可能
エビデンス
- SARS-CoV-2 のいくつかのモデルにおいて,SARS-CoV-1 や MERS と同様に,予防,治療,感染防止に有効であることが示されている。
開発企業
EIDD-2801 は、Drug Innovations at Emory (DRIVE), LLC で発明された。米国政府から一部資金援助を受けている。
- DRIVE, LCC:Emory 大学が全額出資する非営利のバイオテクノロジー企業
Ridgeback 社 によってライセンス供与されて以降、EIDD-2801 の開発費用は、Wayne 社、Wendy Holman社、Merck 社 によって提供されてきた。
臨床試験
MOVe-OUT 試験の第 3 相部分(パート 2)
モルヌピラビルが入院や死亡のリスクを軽減する可能性を評価
MOVe-OUT による好ましい結果が得られれば、モルヌピラビルの緊急使用許可の申請は、最短で 2021 年後半になる予定。