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マイナンバーカードの保険証利用の登録受付が始まりました!自分の健康情報は自分のもの。

こんにちは。E-Taroです。今回のテーマは「マイナンバーカードの保険証利用の登録受付が始まりました!自分の健康情報は自分のもの。」です。

マイナポータルから登録可能なので、マイナンバーカードをお持ちで、マイナポータルのURLもばっちりという方はぜひ登録してみてください。

iPhoneユーザーの方は、「マイナポータルAP」アプリ経由でログインするのが確実です。Androidはデバイスによって環境が異なるので一概に言えないため各自お探しください。

そもそも、登録しておくとどんないいことがあるのでしょうか。

就職・転職・引っ越しをしても健康保険証としてずっと使える!

これが今回の最大の改革ポイントでしょう。今までは、「就職して親の扶養から外れたから、保険証が変わった」とか「結婚してパートナーの扶養に入ったから保険証が変わった」、「転職して会社の健康保険組合が変わったから保険証が変わった」ということが起きていました。

健康保険証を使うご本人としても面倒なことですが、それ以上に大問題なのは、「保険証が変わると、その人の過去の情報と今の情報が途切れて繋がらない」ということが起きていたのです。びっくりですね。

ということは、ですよ。中学校や高校、大学等を卒業して就職した瞬間、その人が学生時代に通院した疾患の記録は全てそこでおしまい。社会人になってからの情報はまたゼロから蓄積されなおす、という不連続な状況でした。

そのため、幼少期や学童期に何らかの大病を患って保険診療を受けていても、就職する前と就職した後の情報は今も繋がっていないのが基本です。繋げるためには、自分で過去の情報を今の主治医の先生に伝えるか、何らかの疾患登録システムに参加している等の例外的な場合でしょう。

保険診療下の情報が、一生涯を通じて繋がる、というのはじわじわとその効果を発揮していくことでしょう。

マイナポータルで特定健診情報や薬剤情報・医療費が見られる!

お薬手帳などとの連携が進みそうな機能がこちらです。今でも薬剤情報は電子おくすり手帳等に蓄積している方もいらっしゃるでしょう。

日々の体重やその他の健康情報を入力するようなアプリも数えきれないほど出ています。

ただ、特定健診情報等は、結果の書類を失くしてしまうと過去の自分の情報を探すのは至難の業です(諦めることがほとんどでしょう)。

医療費に至っては、毎回の受診で受け取る明細書をコツコツ自分でExcelに入力するでもしないと、たまに保険者から来る「今までの使用料」の通知書くらいしか分かるものがありません。

それが、マイナポータルで自分用に閲覧できるようになるというのは、これからデータが蓄積されればされるほど、「あって良かった」というものになっていくでしょう。

想像ですが、データをダウンロードして民間のサービス事業者に渡すことがOKであれば、そういったビジネスも盛り上がりそうです。

マイナポータルで確定申告の医療費控除が簡単にできる!

ヘルスケアとファイナンスの連携がまた一歩進みますね。

医療費控除の申請は毎年発生するもののため、その手間が少しでも軽くなるのであれば素晴らしいことです。

窓口への書類の持参が不要になる!

これは、そもそも「窓口に行く」ということ自体を不要にしてほしいので、もっともっと頑張って頂きたいところです。

マイナンバーカードの電子認証と、ウェブ通話の合わせ技で本人確認としては十分すぎるのでは。

 

マイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになります!

(2021年3月(予定)から)

https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou.html

 

それでは、また。

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