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ウェアラブルで血糖管理!高周波測定と持続血糖モニタリングについて

2020年7月15日

こんにちは。E太郎(Evidence太郎)です。
今回のテーマは「高周波測定 と 持続血糖モニタリング と リアルワールドエビデンス」です。

リアルワールドエビデンスとどう関わるか

他の案件と同様に、リアルワールドデータの蓄積の新たなソリューションになり得るものです。今のところ、採血や針刺しなどが血糖値測定には必須となっていますが、今後は針刺し等のリスクや手間を避けられる可能性があります。当然ながら、周術期(手術前後)の血糖値管理に使うものではなく、日常診療の保管目的になることが予想されますが、「針を刺して血糖値を測定するような悠長なことはできない」「血糖値は食事の前後で極端に変動するので、測定タイミングの調整が難しい」といった悩みからある程度開放されることが期待できます。

高周波測定

高周波は、英語では Radio Frequency (RF) と表現されます。新型コロナの影響下で体温測定に非接触式の体温計が使われることが急増しましたが、イメージとしてはそちらに近いです。赤外線は低周波なので、周波数帯域は異なりますが、測定に電磁波を用いている点は同じです。

持続血糖モニタリング

ヘルスケア領域に関心のある方には釈迦に説法ですが、持続血糖モニタリング(Continuous Glucose Monitoring: CGM)は糖尿病管理に不可欠です。ですが、24時間体に針(細いですが)を指し続けるようなパッチを貼付しなければならなかったり(しかも高額)、あるいは、自分で指先に針を刺して血を出し、その血を血糖測定用のプラスチックにたらさなければならないといった手間が求められているのが現状です。体温や心拍数、血中酸素飽和濃度とは異なり、血を出さなければならないとなると、測定のためのハードルが各段に上がることは想像に難くありません。

それが、針刺し不要、しかも腕時計型の測定器をつけておけばOKとなると、CGMで収集される血糖値データの量は爆発的に上がることが想定されます。極端な話、Apple WatchやFitbitなどのウェアラブルデバイスにこの技術を搭載できれば、一般人の血糖値ですら持続的に収集できることになるわけです。

測定や診断は、いままでは症状がある方や疾患を有する方に偏って行われていたので、その裾野が拡大するというのは歴史上類を見ない事態です。

まだまだ、アイデアと情熱次第で、私たちに出来ることは沢山あります。

 

詳細は下記リンク先もご覧ください。

https://movano.com/

 

それでは、また。

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