そもそも Society 5.0 「超スマート社会」とは何なんだろう、という方も少なくないでしょう。まずは下記の動画を見ていただくとイメージしやすいです。
いかがでしょうか。まだまだこんな社会、ずっと先だよ、と感じたかもしれません。
でも、そういっている間にいつのまにか身の回りがどんどんこうした先端技術に置き換わっていくことになります。
実際、20年前まではインターネットの料金が従量課金制だったわけで、10年前はスマホがようやく普及してきたという時代でした。
ということは、10年後にはウェアラブル端末は全員が持っていて当たり前で、ウェアラブルの次のデバイスやサービスが新しく浸透しつつあることになるでしょう。
Youtuberは今まさに時代の絶頂期を迎えていますが、10年後には、また違う形のサービスが出ているはずです。
10年後、ビッグデータという言葉はもはや当たり前すぎて誰もわざわざ使うことはないと思います(もうすでにビッグデータという言葉を使うのは憚られる方もいらっしゃるでしょう)。
そんな中、医療情報も多分に漏れず新しい流れの只中にいます。常に個々人の健康情報がクラウドサーバーに集められ、マイナンバーがハブとなって全ての情報がリアルタイムに繋がる、というのも想像に難くありません。
具体的なイメージとしては、「日々変動する身体情報や活動情報、気候情報をもとに、これから1週間の間に風邪をひく確率は〇〇%(なので気を付けてくださいね)」という天気予報のようなことが当たり前になっている、等です。
実は、既に似たようなサービスは存在します。
久山町研究は、コホート研究として非常に有名な研究の一つです。
今はまだ久山町に住む方々限定のサービスですが、このシミュレーションツールを動かしているロジックは日本人全体に広げることも無理な話ではない(食生活、文化等が揃っている)でしょう。